F1マイアミGPのスプリント予選で、RBの角田裕毅は15番手に終わった。角田はSQ2をレッドブルのマックス・フェルスタッペン同様1アタックで通過することを狙ったが、これがうまくいかなかった。角田はスプリント予選後のコメントで、「2アタックするべきだったかも」と語った。
角田はフリー走行1回目を8番手。しかも周りのマシンがいずれもソフトタイヤを履く中、ミディアムタイヤを履いての8番手であり、以後のセッションに大きな期待を抱かせた。
【スターティンググリッド】F1マイアミGPスプリント スターティンググリッド
スプリント予選のSQ1では勢いそのままに、10番手で通過。角田はその後のアタックにも自信を持っていたようで、SQ2では1アタックに賭けた。このSQ2で1アタックのみの戦略を採ったのは、他にフェルスタッペンだけであり、そこにも角田の自信が感じられた。
しかしそのSQ2のアタックはうまくいかず、しかもトラックリミット違反によりタイム抹消となり、SQ2最下位の15番手でスプリント予選を終えた。チームメイトのダニエル・リカルドが4番手を手にしただけに、角田にとっては悔しい結果となった。
「SQ1は良かったです。だからマシンはいい感じだったと思います」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「しかし結局、パフォーマンスを最大限に引き出すことはできませんでした、1アタックを試してみたんですが、うまくいきませんでした。全てをまとめ上げることができなかったんです」
「今にして思えば、2回プッシュラップをした方が良かったかもしれません」
レーシングディレクターのアラン・パルメインによれば、SQ2で1アタックのみという戦略は、角田の意向だったという。
「SQ2でユウキに何が起きたのか、深く調べて理解する必要がある」
そうパルメインは語った。
「彼は1日を通して満足していて、マシンに自信を持っていた。SQ1の後、彼はとても自信を持っていて、SQ2では1周だけタイム計測したいと言ってきたんだ」
「でもそれは正しいことだった。全てをまとめることはできなかったが、全てを深く掘り下げて、理解しようとしている。まだ週末の早い段階なので、彼をもっと前のポジションに上げるチャンスはまだたくさんある」
角田も、2日目以降追い上げられると手応えを感じている。
「マシンが示していたペースは、週末の残りのセッションに向けて、自信を与えてくれると思います」
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しかしこの「速さはあったのに」が多すぎるのも事実
改善してほしいです